公明党市議会

公明党静岡市議会

令和5年度に向けた予算要望を静岡市長へ提出!

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令和4年11月2日、令和5年度に向けた予算要望を行わせて頂きました!

以下、公明党静岡市議会 令和5年度予算要望 内容です。

本年9月に発生した台風15号は本市に甚大な被害をもたらした。これまでの浸水対策プランの推進により被害が一定程度抑えられたものの、床上・床下浸水や土砂災害など市民の日常生活が寸断された。そのため、更なる強靱化に向けた取組と災害発生時の情報収集・発信や緊急対応など速やかに対応できる組織づくりも必要となってくる。

また、令和5年度は第4次総合計画のスタートとなる。2030年のSDGsのゴールに向かった取組、団塊ジュニア世代が高齢者となる2040年に向けての福祉サービスの向上、2050年のカーボンニュートラル社会へ向けての対応など様々な課題を抱えての総合計画推進となる。

公明党静岡市議会は、市民の誰もが希望を持ち、安心して暮らせる静岡市の未来のため、令和2年11月に都市デザイン「創る・つなぐ そして未来を拓く」を策定した。令和5年度においてもこのデザインをもとに事業執行を求めるとともに、特に重要であると考える政策を令和5年度予算要望書として提出する。

 

Ⅰ 誰からも 「信頼」されるまちをつくります

 

デジタルガバメントの構築

・  マイナンバーカード利活用により、行政サービスの電子化を加速

・  災害時の情報収集、発信、共有のためのシステム構築

・  AI防災(民間システム導入)、ドローン活用、消防ヘリコプター等

・  高齢者など情報機器を扱うことに抵抗を持つ方々のリテラシー向上策を促進

アセットマネジメントの推進

・  学校施設、市営住宅など第4次総合計画中に築70年を超える施設の整備方針の早急な決定

広報戦略の向上

・  災害発生時における迅速な情報伝達の検証と必要な手段の検討

・  迅速かつ適切に情報を市民へ届けるためにプッシュ型の情報提供を推進

広域連携の推進

・  災害発生時における県との連携強化と、市民に寄り添って早急に支援できる仕組みづくりの構築

各種団体との連携推進

・  災害発生時における災害対策本部、地区支部、自治会・町内会との連携を強化するために担当職員を配置するなど、地域の情報・課題を速やかに行政へとつなげることができる体制の構築

Ⅱ 全ての人に 「安心」を届けます

 災害発生時の体制見直し

・  自衛隊や国土交通省(TEC-FORCE)、環境省(災害廃棄物処理支援ネットワーク)等、国からの支援要請や民間協力団体、ボランティア等への応援要請を行う際のルール決めと初動対応の見直し、受援体制の強化

・  今後の災害時に備えた災害廃棄物置場の事前選定(各区、各学区等)

・  断水時における給水体制の強化

・  避難行動要支援者に対する避難支援体制の見直し

・  通常の行政サービスの継続と早急な災害対策が平行して進める事ができる柔軟な組織体制の構築

 高齢者支援の推進

・  MaaS、自主運行バスや地域福祉バスなどの支援を強化した高齢者に対する移動手段の確保を早急に推進

 豪雨対策の推進

・  激甚化する水害に対応した浸水対策計画の策定と整備の加速

・  台風15号被害地域の掌握・原因分析と対策計画の策定

土砂災害対策の推進

・  土砂災害防止のための施策を力強く推進

・  被災した市民を支援するための施策を構築

 感染症対策の推進

・  新型コロナウイルス感染症に対する支援政策の継続的運用

 消防・救急体制の強化

・  吉田町火災及び呉服町火災における消防隊員死亡に関する調査と再発防止の徹底

Ⅲ あしたの 「希望」を届けます

 道路整備の推進

・  国道1号長沼交差点機能強化、国道1号清水立体、国道150拡幅など緊急輸送路となる主要幹線事業の早期実現

・  台風15号により冠水した道路の把握と冠水対策に向けた取組

 港湾整備と港まちづくり

・  清水みなとまちづくりグランドデザインを強力に推進

 上下水道の保全

・  新たな水源の確保による災害リスクの分散化を推進
 (新たな取水場建設、耐震性貯水槽の増設など)

・  上下水道施設の総点検と災害に強い施設への改修

 情報インフラの拡充

・  市内観光地、公的施設、避難所におけるWi-Fi環境の整備

 中小企業支援の拡充

・  インボイス制度開始に伴う支援の充実

・  スタートアップ企業支援と成長分野における企業の育成

・  企業の製品開発支援事業の検討

 企業誘致の推進

・  新たな工業団地の整備検討

・  中部横断自動車道開通に伴う関連企業の誘致、育成、支援

 地球温暖化対策

・  脱炭素先行地域の着実な推進と波及効果のある取組の実施

・  CO₂削減効果が高い設備の普及に向けたGX補助金の創設

Ⅳ 未来を担う 「ひと」をつくります

 子育て支援の推進

・  更なる子育て負担軽減策を検討

(施設利用料金負担軽減、0~2歳児保育料負担軽減、おむつ代補助など)

・  奨学金制度の拡充

・  教育費負担軽減策の拡充(学校指定学用品の自由化など)

・  公園整備の推進と屋内遊戯施設の設置検討

 教育環境の充実

・  学校へのエレベーター設置や段差解消など、インクルーシブ教育のための整備推進

・  特別教室及び体育館へのエアコン設置検討

 困難を抱える子どもたちへの支援

・  スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの体制強化

・  ヤングケアラーの実態把握に基づいた具体的支援

・  発達障害、身体障害、療育などそれぞれに応じたきめ細かな対応が可能な支援員の配置強化

・  SNSを用いた子ども総合相談体制の構築

 若者が楽しめる都市空間の整備

・  エネオス遊休地への新スタジアム建設検討促進

・  市財政投資を限りなく削減した新アリーナ建設の検討

・  ローラースポーツパークの拡充と継続的な運営

今後も、静岡市に暮らす皆様が、安心して希望を持って暮らせるよう、声をあげて参ります!